もちろん現代の価値観で語るのは的外れだというのは分かる、だが・・・
こんなもん別に生活必需品じゃねーし要らんだろ
茶・・・酒か牛乳で十分だろ、むしろあんな糞苦いもんよりまだ水の方がうめーしww
絹・・・蚕の繭とかきめぇー、毛皮の方が防寒性も耐久性も上
陶磁器・・・器ごときに何の拘りがあんだよww自分で模様書いて満足してればいいだろww
引用元: ・茶、絹、陶磁器ってなんで人気あったの?
つまりそういう疑問と同じことだ
は伝説のスパルタ王レオニダスの生まれ変わりだろう
リュクルゴスじゃなくて?
かつて、ヨーロッパでは貴族は大勢の従者を抱えていたが、アダム・スミスは
こういう風習を、本来なら美しい織糸を紡ぐことのできる多くの手を、
まるで非生産的なことにたずさわらせているといって批判した。
三つとも今も根強い人気を誇ってるじゃん。
「金めっき時代」のアメリカの新興成金たちが、ヨーロッパ風の邸宅を建て、
ヨーロッパの美術品で自邸内を飾り、ヨーロッパの貴族と結婚したがったのと
同じだろうよw
ヨーロッパ風の建築様式にしろ、美術品にしろ、貴族の血統にしろ、
別に役に立つわけではない。
ソースティン・ヴェブレン『有閑階級の理論』を読んでみ。
人間がやんごとなき人や貴族階級やセレブに憧れるようなもんかな
れなかったからこそ、必需品扱いされたのでしょう。
少なくとも、上層の階級は。
生物としての生存ではなく、上層階級としての生存に関わったと。
>>22も同様でしょう。
ある程度広まり、年中行事などで使用された場合、行事の執行が当主なり階
級なりの義務となっていた前近代なら、まさしく必需品です。
今と異なり、他の生き方を自由に選べなかった訳ですから。
日本の水はともかく、大陸の水は硬水で、そのまま飲み続けると死に至る。
それを無害化する事ができるのが、お茶。
また汚染された水でも臭いをある程度抑える事ができるので、
イギリスでは特に重宝された。
文化とはそうしたものです。
そもそも、前近代における交易は、基本的に自給出来る状態で余剰財産を割くものですし。
必要かどうかは、人によるでしょうが、三者がいずれも高価であればある程、社会的地位の
低い人間は欲しがったことでしょう。
我が国では、身分不相応な装いをすることを過差と呼びましたが、地位の高い人間がそうで
ない人間との差を見せる上でも、ちょうど良い。
それ自体を美しいと思うか、美味い生活にお金をかけるかは、価値観の違いですね。
とりあえず、私は今でも三者ともにお金をかけております。
食道楽、着道楽、美術鑑賞。お金と地位の使い道としては、必然だったと思いますが。
今は、ただのお茶や絹や陶磁器なら、珍しくもありませんけれども。
香料・胡椒・綿織物などのアジアの物産がなかったら、ヨーロッパの
歴史は確実に変わっていただろうな。
東インド会社なんてものも存在しなかったかも試練。
ヨーロッパの貴族がほしがったらしい
貴族の贅沢品なんだから必需品なわけがない
林則徐は必需って言ってたけど
>貴族の贅沢品なんだから必需品なわけがない
>林則徐は必需って言ってたけど
学生時代、公民か何かの授業で、「テレビは生活必需品か」という議論が出たの
を思い出しました。
食品以外の「生活必需品」とされるものも、時代ごとにありそうです。
勿論、現代でもテレビや携帯電話やパソコン不要論はありますが。
日中の文士など、かつては寒暑に限らず扇が必需品でしたし。
書画も教養の一環だった時代には、どんなものを持つかで見方も変わった。
今なら、ネクタイの様なものでしょうか。
当時の価値観のままなら、自己破産しても扇は取り上げられずに済んだやも。
肌触りもいいし
食料事情もままならない当時の環境考えればこんなガラクタより穀物、家畜、香辛料の方がよっぽど価値あるだろ
こんなもんに貴重な資産払う気がしれないね
今だって食料もままならないチベットとその周辺の地域ではバター茶を大量に飲むんだが。主食のツァンパ
(麦の粉を乾燥したもの)もバター茶で練って食べるんだぞ。
絹は軽い
磁器は薄くて軽い
どれも実用品として価値が高かったからこそぜいたく品にもなれた。
茶道のへたな人がたてたのしか飲んだことない?
モスクのタイル張りとかにも使ってたりしてた。
『陶磁器=富の象徴』
みたいな感じだったらしい。
茶が一番遅そかったのかな
陶磁器どんだけ貴重だったんだ、と感じてしまうな。
絹の服を着て陶磁器でお茶を飲むのが最高の贅沢かな?
ヨーロッパや中東とかには陶器に適した粘土質のよい土が無かった、
その為 磁器などの技術が西洋で一般化するまで貴重品だった。
陶器と言うのは要は土くれ、粘土質のどろですな。
備前焼に最適な土は何十年も耕し続けた田んぼの土とか言いますから、
こりゃあ稲作文化の無い地域と言うか…
氷河期に地表層が削られたヨーロッパとかじゃ無理ですな。
磁器ってのは白いコーヒーカップとかみたいなのに表わされる、
叩くと金属音がよく響くやつの事ですな。
こいつは石英とかの岩石を砕いて粉を沈澱化して使ってるので、
表面がガラス質になってて水が漏れません。
東洋の職人の秘伝だったものを西洋では科学で分析したんですな。
青磁の製法が判らなかったので西洋では価値が高かったんです。
詳しくどうも。
機能がいい、見た目に美しい、技術がわからない(材料がない)
などが高価な理由ということか。
磁器以外なら西洋の器は木製、金属製などが思いあたるのだが他にもあるかな?
江戸時代までにヨーロッパの紅茶を取り寄せて嗜む物好きな人もいそうな気がするが…
日本茶じたいの種類も多いし、
欧州での砂糖やミルクたっぷり入れる紅茶が流行るのもかなり後、
中国茶を長崎で嗜むひとは居たかも知れない。
紅茶ってのは完全発酵させた中国茶の一種
欧州式の砂糖やミルクを入れる飲み方は、
元々がミルクを飲んでた庶民層が産業革命で激増し、
同時にミルクの供給量が激減した為、
飲み物がミルクから紅茶にシフトしていった社会的要因がある。
茶本来の味を楽しむような風流人だと
砂糖やミルクをどばどば入れるような無粋なテェイスティングはしない気がする。
(香道や茶道とかそういう日本式様式美からすると)
そういうのは明治や幕末の舶来志向のスノッブの好みだと思うんだが
カフェイン系統に甘いものは定番みたいで、
日本の場合はお茶には砂糖を入れなかったけど、代わりにお菓子をつけるじゃないか
まあ、場所にもよるけど長野や山梨の田舎だと、お茶に漬物を出すところも
あるみたいだが、
>場所にもよるけど長野や山梨の田舎だと、お茶に漬物を出すところも
>あるみたいだが、
高度経済成長期以前だと、農村部でお茶請けに漬物という土地は多かったですよ。
菓子屋が手近にない状態で、干し柿もなければ漬物ぐらいしかなかったせいだと
思いましたが。
東北地方でもお茶+漬物は多かった。
ビタミン補給という点では合理的だったんだけど
塩分過剰摂取で脳梗塞の原因だと医者が昭和後期にかなり啓蒙活動をしたので
だいぶすたれた。
副食物が豊かになればビタミン欠乏は自然解決するんだよな。
脚気も貧しい時代に、おかずもろくに取らないで白米一点豪華主義をやったせい。
周囲が認めていると持ちたくなる
「持っていると値上がりしそうだ」とか
高級時計、金製品、古いレコード、債務超過会社の株
それまでだとビールやジンを仕事前にあおってから仕事をしてた。
月曜日や金曜日は職場が悲惨なコトになってたようだ。
それ以外にもミルクや砂糖を紅茶に入れるコトによってカロリー摂取の一つにしてた。
貿易額だからな。
イギリス一般で普及したのは、産業革命以降で、工業発展で汚れた川の水は煮沸しないと飲めなかったのと、貧しい共働きなので料理の手間も省けた。